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光ファイバ保守用測定ソリューション強化

2012/03/07

ファイバメンテナンステスタに3波長モデルをラインアップ

1台で光ファイバの障害探索から復旧時の評価に対応

ネットワークマスタ/ファイバメンテナンステスタ (FMT) モジュール MU909014A1/B1/C/C6/15B1

 

アンリツ株式会社(社長 橋本 裕一)は、ファイバメンテナンステスタのラインアップを拡充。新たに3波長モデルとしてMU909014C-058/MU909014C6-058を開発。3月7日から販売いたします。

ファイバメンテナンステスタは、ハンディサイズ(約700 g)の光ファイバの保守用計測器であり、測定現場に簡易に持ち運べます。

今回開発したMU909014C-058/MU909014C6-058は、ファイバメンテナンステスタの新モデルであり、共通機能として、実際の通信サービスで運用されている波長である1.31/1.55 μmに加え、障害発生時の試験波長として使用されている1.65 μmの3波長で測定が行えます。これにより、1.65 μmの波長を用いて実際のサービスを停止させることなく故障探索を実施した後、1.31/1.55 μmで復旧時の接続損失を評価するという一連の作業を1台のファイバメンテナンステストで行うことができます。

ファイバメンテナンステスタの標準モデルは、OTDR[※1]光パワーメータ[※2]可視光源[※3]を標準搭載していますが、今回、ラインアップを拡充。MU909014C-058は、OTDR、光パワーメータを搭載した単機能モデルであり、光ファイバの保守時に実施される光パワーのレベル測定が行えます。

また、MU909014C6-058は、OTDR、光パワーメータに加え、PONパワーメータ[※4]光源[※5]、光ロス(損失)測定機能を標準搭載した多機能モデルであり、光のパワーや損失、光ファイバの接続状況などを評価できます。また、新規開発したPONパワーメータにより、FTTH-PON[※6]の映像配信サービスで使用されているデータ信号波長(1.49 μm)と映像信号波長(1.55 μm)の光パワーの個別測定が可能。市販の光パワーメータでは対応できなかった波長ごとの測定が可能となり、FTTH-PONの障害解析が正確に行えます。

アンリツは、ファイバメンテナンステスタのラインアップを拡充したことにより、光ファイバの保守作業により幅広く対応いたします。

 

[開発の背景]

コア/メトロネットワークの光化が進展し、FTTH[※7]加入者も増加している今日、通信サービスを停止することなく光ファイバの保守作業を行うことが重要となっています。

また、保守作業では、光パワーの測定からFTTH-PONの詳細な解析まで、さまざまな測定が行われていることから用途に応じて計測器が使用されています。

そこで、アンリツはファイバメンテナンステスタのラインアップを拡充。新たに、実際の通信波長である1.31/1.55 μmに加え、試験波長として使用されている1.65 μmでも測定が行えるMU909014C-058/MU909014C6-058を開発しました。

MU909014C-058/MU909014C6-058を使用することにより、1.65 μmの波長を用いて実際のサービスを停止させることなく故障探索を実施した後、1.31/1.55 μmで復旧時の接続損失を評価するという一連の作業を1台のファイバメンテナンステストで行うことができます。

今回ラインアップしたファイバメンテナンステスタは、光パワーのレベル測定に特化したMU909014C-058とFTTH-PONの正確な障害解析を可能とするMU909014C6-058から構成されており、測定用途に応じて選択できます。

 

[製品概要]

ファイバメンテナンステスタMU909014C-058/MU909014C6-058は、SMF[※8]1.31/1.55/1.65 μmの3波長に対応した光ファイバ保守用計測器です。

MU909014C-058/MU909014C6-058を使用することにより、試験用として1.65 μmの波長を用いて故障探索を実施した後、復旧時に実際の運用波長である1.31/1.55 μmを用いて接続損失を評価するという一連の作業を1台のファイバメンテナンステストで行うことができます。

MU909014C-058は、OTDRと光パワーメータを搭載しており、光パワーのレベル測定が行えます。

MU909014C6-058は、OTDR、光パワーメータに加え、PONパワーメータ、光源、光ロス測定機能を搭載。光のパワーや損失、光ファイバの接続状況などを評価できます。また、PONパワーメータの搭載により、FTTH-PONの映像配信サービスで使用されているデータ信号波長(1.49 μm)と映像信号波長(1.55 μm)の光パワーを個別に測定できます。市販の光パワーメータでは、一方の波長の光パワーが高く、他方の光パワーが低い場合、低い光パワーの測定値が高い光パワーに埋もれ、正常値として誤認識する危険性がありますが、MU909014C6-058を用いることにより、波長ごとに測定値を得られ、FTTH-PONの障害解析が正確に行えます。


[ この製品をもっと詳しく ]

 

[主な特長]

■1台で故障探索から復旧後の回線評価に対応

MU909014C-058/MU909014C6-058は、故障探索用1.65 μmと、実際の運用波長での接続損失評価用1.31/1.55 μmの3波長を実装しています。1.65 μmの波長を用いて実際のサービスを停止させることなく故障探索を実施した後、1.31/1.55 μmで復旧時の接続損失を評価するという一連の作業を1台のファイバメンテナンステストで行うことができます。

■FTTH-PONの2波長信号の個別測定が可能

MU909014C6-058は、FTTH-PONの映像配信サービスにおいて、加入者宅に送られる1.49 μm(データ信号)、1.55 μm(映像信号)の2波長の光パワーを個別に測定し、結果を表示できます。また、基準値を事前設定することにより、OK/NG判定を実施できます。

■FTTHの片側測定が可能

MU909014C-058/MU909014C6-058は、最大64分岐のFTTH-PONシステムにおいて、スプリッタ(分岐装置)から収容局までの光ファイバで発生する障害を片側から測定するだけで検知でき、障害解析が効率よく行えます。

■屋外への持ち運びが容易に可能

MU909014C-058/MU909014C6-058は、700 gという小型・軽量のハンディ計測器です。持ち運びが容易であり、高所や狭所などでも簡単に測定作業が行えます。

■短距離・長距離の光ファイバに対応可能

MU909014C-058/MU909014C6-058は、32.5 dBの広ダイナミックレンジ[※9]、1 mのイベントデッドゾーン[※10]、4 mの後方散乱デッドゾーン[※11] を実現しており、短いドロップケーブル[※12]から100 km超の幹線系光ファイバまで1台の計測器で測定できます。

 

[対象市場・用途]

対象市場

光回線保守業者、FTTHサービスプロバイダ

用途

光ファイバの保守・障害切り分け、復旧後の接続損失評価


[ ※用語解説]

[※1] OTDROptical Time Domain Reflectometer
光パルス試験のこと。レーザ光を使って光ファイバの特性(ファイバ長、損失、接続個所の位置)を測定する。

[※2] 光パワーメータ
光ファイバからの出射光パワーを電気信号に変換して表示させる測定器。

[※3] 可視光源
光ファイバ内に赤色レーザを放射することにより、途中ファイバから漏れる光を目視して、故障箇所を検出できる機能。

[※4] PONパワーメータ
FTTH-PONで使用される2つの波長のパワーを個別に測定できるパワーメータ。

[※5] 光源
光ファイバ内に光を放射できる機能。

[※6] FTTH-PONFiber To The Home-Passive Optical Network
スプリッタ(分岐装置)により一本の光ファイバを分岐し、複数の加入者宅に引き込むアクセス系光ネットワーク。

[※7] FTTHFiber To The Home
光ファイバを加入者宅へ直接引き込み構築する光アクセスネットワーク。

[※8] SMFSingle Mode Fiber
光ファイバの種類の1つ。低損失であり、長距離伝送・高速伝送に適している。

[※9] ダイナミックレンジ
光ファイバ用計測器の性能を表す尺度。光のレベル損失を距離に応じて表示する機能であり、ダイナミックレンジが広いほど、長距離の光ファイバを測定できる。

[※10] イベントデッドゾーン
光ファイバの分離が確認できる最小の距離を表現したもの。短いほど光ファイバの接続位置が容易に確認できる。

[※11] 後方散乱デッドゾーン
光ファイバの接続損失が確認できる最小の距離を表現したもの。短いほど光ファイバの接続損失が容易に確認できる。

[※12] ドロップケーブル
加入者宅へ引き込む数十m~数百mの短距離光ファイバ。

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