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コンプリオン社がアンリツのMD8475Aを採用

2012/02/28

LTE対応スマートカードを用いたコンフォーマンステストシステムとして販売

 

アンリツ株式会社(社長 橋本 裕一)は、携帯端末に組み込まれるスマートカード(SIM/USIMカード・SAT/USATカード[※1])テストシステムのマーケットリーダーであるコンプリオン社(ドイツ)が、シグナリングテスタMD8475Aを採用したことをお知らせします。

コンプリオン社は、MD8475Aを同社のCOMPRION SIMfony LTEに組み込み、LTE端末のコンフォーマンステストシステム[※2]として販売します。

アンリツとコンプリオン社は従来から協業しており、アンリツのシグナリングテスタMD8470Aが同社のGSM/W-CDMA対応コンフォーマンステストシステムに組み込まれています。

LTEは、日・米・欧の一部通信事業者で商用サービスが行われている高速移動通信サービスであり、今後も世界各国の通信事業者が導入を計画しています。

LTE端末では、GCF[※3]/PTCRB[※4]が認証したコンフォーマンステストシステムで規格適合性を評価することが必要となっています。

米国や欧州で販売されるLTE端末は多数の通信事業者間で相互接続(ローミング)されることから、加入者の電話番号やIDに加え、ローミングリストを記録したスマートカードが組み込まれています。

このためLTE端末の商用開発では、RF/RRMコンフォーマンステスト[※5]プロトコルコンフォーマンステスト[※6]に加え、ローミング機能についてのコンフォーマンステストが行われています。

本コンフォーマンステストは、ローミング環境で行われることから複数の通信事業者のネットワークを疑似的に構築できる基地局シミュレータ(擬似基地局)が必要です。

アンリツのシグナリングテスタMD8475Aは、LTE 方式に加え、第2世代/第3世代移動通信システム(2G/3Gシステム)であるGSM/GPRS/EGPRS、W-CDMA/HSPA、CDMA2000® 1x/1x EVDO方式に対応した擬似基地局として動作します。1台のMD8475Aで複数の擬似ネットワークを用いてローミング環境を構築できることから、コンプリオン社のCOMPRION SIMfony LTEに採用されました。


[MD8475Aについてもっと詳しく ]

COMPRION SIMfony LTEは、GCF/PTCRB認証のテストシステムです。COMPRION SIMfony LTE はMD8475Aとシームレスに連携します。すべての手順を一括管理し、試験を実行でき、GCF/PTCRBが要求しているコンフォーマンステストを効率よく行えます。

MD8475Aの採用に際し、コンプリオン社のMichael Wehmeierマネージングディレクターは次のコメントを発表しています。

「MD8475Aの採用により、弊社の総合端末試験ソリューションがより広く利用されることになり、嬉しく思います。弊社のお客様は専用プロトコルコンフォーマンステストシステムの稼動時間を無駄にすることなく、しかも低コストで試験行えます。」

COMPRION GmbHについて

コンプリオン社(COMPRION GmbH)はスマートカード技術において15年以上の実績がある、世界トップのスマートカード・インターフェースの総合標準試験装置メーカーです。幅広い市場セクターのスマートカードベンダー、スマートカード発行機関、端末メーカー向けに計測器を開発・製造・販売しています。

 

[ ※用語解説]

[1] SIM/USIMカード・SAT/USATカード
携帯電話ユーザー電話番号やID、ローミングリストなどが記録されているカード。携帯端末に組み込まれている。

[※2] コンフォーマンステスト
各種携帯端末の3GPP規格適合試験。3GPPは3rd Generation Partnership Projectの略であり、3G(第3世代携帯電話)システムの仕様検討・作成を行う標準化団体。

[3] GCFGlobal Certification Forum
携帯端末のグローバルな相互接続性(Interoperability)を保証するため、ネットワークでの運用基準や携帯端末の認証試験基準を定めている団体。GCFにより承認された測定システム、測定項目は、そのテスト性能(測定手順、測定確度)が、携帯端末用認証試験で要求される条件に適合するものとして保証される。

[4] PTCRBPCS Type Certification Review Board
GCFと同様に、携帯端末のグローバルな相互接続性を保証するため、ネットワークでの運用基準や携帯端末の認証試験基準を定めている団体。北米で使用されている周波数帯を対象としている点でGCFと異なる。

[5] RF/RRMコンフォーマンステスト
RFコンフォーマンステストは、携帯端末の送受信特性、パフォーマンスなどが、3GPP規格に合していることを確認するための試験。
RRMコンフォーマンステストは、基地局と携帯端末間の資源(無線回線など)の制御に関する試験。

[6] プロトコルコンフォーマンステスト
携帯端末と基地局間の通信手順が、3GPP規格に適合していることを確認するための試験。

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