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エリアテスタML8780A/ML8781A機能強化

2012/01/04

AXGP対応測定ユニット・測定ソフトウェアの販売を開始

AXGP基地局のエリア最適化に貢献

エリアテスタ ML8780A

 

アンリツ株式会社(社長 橋本 裕一)は、エリアテスタTM ML8780A/ML8781Aの機能を強化。新たにAXGP(注)方式に対応したTD LTE測定ユニットMU878040A、AXGP測定ソフトウェア MX878047AおよびBCCH復調ソフトウェア
MX878049Aを開発。12月28日から販売いたします。

ML8780A/ML8781Aは、携帯電話無線基地局の建設・保守用測定器のプラットフォームです。ML8780A/ML8781Aに、今回開発した測定ユニットと測定ソフトウェアを搭載することにより、AXGP基地局サービスエリアで伝播する信号を高精度に測定できます。これにより、AXGP基地局の配備数や設置場所を最適化できます。

また、すでに販売しているLTE FDD方式対応測定ユニットMU878030Aおよび同測定ソフトウェア
MX878031A/33A/34A/36Aを併せて搭載することにより、1台のML8780A/ML8781AでAXGP基地局およびLTE FDD基地局のサービスエリアを同時にかつ高精度に評価できます。

AXGPは、LTE FDD方式同様、モバイルネットワークの高速大容量化を実現する方式として注目されています。

アンリツは、ML8780A/ML8781AでLTE FDD基地局に加え、AXGP基地局サービスエリアの測定を可能としたことにより、モバイルブロードバンドサービスの通信品質向上に貢献いたします。

(注)

AXGP:Advanced eXtended Global Platform
110Mbpsの最大通信速度を実現する高速移動通信サービス。TD-LTE方式と互換性が高く、通信設備や部品の共通化を図ることで、調達コストの抑制や高機能端末の提供にも期待が寄せられている。

*エリアテスタの名称はアンリツの登録商標です。

 

[開発の背景]

AXGPは、110 Mbpsの最大通信速度を実現する次世代高速通信サービスであり、2011年11月から東京・大阪・福岡の一部地域で開始されています。その後通信エリアが拡大され、2012年度末には全国政令指定都市において人口カバー率99%を実現することが計画されています。これにともない、今後、AXGP基地局の建設・保守用計測器の需要が拡大することが見込まれています。

アンリツは従来から、LTE FDD基地局用の計測器として、エリアテスタML8780A/ML8781Aを提供しています。

さらに今回、ML8780A/ML8781Aの機能を強化し、AXGPに対応したTD LTE測定ユニットMU878040A、AXGP測定ソフトウェア MX878047AおよびBCCH復調ソフトウェア MX878049Aを開発いたしました。ML8780A/ML8781Aに、上記測定ユニットと測定ソフトウェアを搭載することにより、AXGP基地局サービスエリアで伝播する信号を高精度に測定可能。AXGP基地局の配備数や設置場所を最適化できます。

 

[製品概要]

エリアテスタML8780A/ML8781Aは、無線基地局の建設・保守用測定器の共通プラットフォームです。各種通信方式用のハードウェアユニット、ソフトウェアを搭載することにより、基地局サービスエリア内の無線通信品質を評価できます。

ML8780Aは、240 mm × 170 mm × 90 mmのハンドヘルド計測器です。また、ML8781Aは、ML8780A同様のサイズですが、パネル操作機能を省き、測定と測定データ収集に特化したドライブテスト[※1]用計測器です。

ML8780A/ML8781Aに、今回開発したTD-LTE測定ユニットMU878040A、AXGP測定ソフトウェアMX878047Aを搭載することにより、AXGP基地局からの受信電力など電波伝搬特性を評価できます。また、BCCH復調ソフトウェアMX878049Aを併せて使用することにより、無線信号に含まれる報知情報[※2]を取得できます。測定データはGPSの位置情報と合わせてファイルに保存できることに加え、マルチパス[※3]の解析も可能です。これらの測定機能により、AXGP基地局の配備数や設置場所を最適化できます。

また、すでに販売しているLTE FDD方式対応測定ユニットMU878030Aおよび同測定ソフトウェアMX878031A/33A/34A/36Aを併せて搭載することにより、1台のML8780A/ML8781AでAXGP基地局およびLTE FDD基地局のサービスエリアを同時にかつ高精度に評価できます。



[製品情報:ML8780A]

[製品情報:ML8781A]

 

[主な特長]

■高精度エリア解析
ML8780A/ML8781Aは、1基地局あたり最小10ミリ秒間隔で測定できます。これにより、電力変化をリアルタイムに捕捉できます。また、干渉波[※4]に強く、優れた測定ダイナミックレンジ[※5]、測定確度を有していることから、正確で信頼性の高いエリア評価が可能です。

■小型・軽量

ML8780A/ML8781Aは、小型・軽量設計を実現しており、測定現場に容易に持ち運べます。

ML8780A:240 mm × 170 mm × 90 mm, 3.0 kg 以下(MU878040A 1台、バッテリユニット付き)

ML8781A:240 mm × 170 mm × 61 mm, 1.9 kg 以下(MU878040A 1台、バッテリユニット無し)

■スタンドアロン測定とバッテリ動作

ML8780A/ML8781Aと同様の機能を有する他社の計測器は、PCと接続して使用する形態が一般的です。このため、測定作業に手間がかかっていました。ML8780A/ML8781Aは測定時にPCを必要とせず、効率よく作業が行えます。また、バッテリユニットを用いることで、AC電源の無い場所でも測定できます。

■AXGP基地局/LTE FDD基地局の同時測定が可能

ML8780A/ML8781Aは、今回開発した測定ハードウェア、ソフトウェアに加え、LTE FDD基地局対応の測定ハードウェア、ソフトウェアを搭載できます。これにより、1台のML8780A/ML8781Aで、AXGP基地局およびLTE FDD基地局のサービスエリアを同時にかつ高精度に評価できます。

 

[対象市場・用途]

対象市場

携帯電話事業者、基地局建設・保守業者

用途

AXGP基地局エリアの最適化、および保守

 

[ ※用語解説]

[※1] ドライブテスト
計測器を自動車に積み込み、走行しながら基地局エリアの電波品質を測定すること。

[※2] 報知情報
携帯電話サービスで、無線基地局が携帯端末に送信する信号。位置登録に必要な基地局の基本情報などが含まれ、端末が通信を開始するために必要となる。

[※3] マルチパス
基地局から送信された電波が建物や地形などの障害によって反射・回折し、携帯端末が複数の経路から同じ電波を受信してしまうこと。

[※4] 干渉波
通信システムで使用する周波数はチャンネル毎にある間隔で割り当てられている。隣接したチャネル間で影響を及ぼし合う信号を干渉波と呼び、通信障害の原因となる。

[※5] ダイナミックレンジ
計測器の性能を表す尺度。ダイナミックレンジが大きいほど、広いレベル範囲の信号を測定できる。

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