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EMITE Ing.社がアンリツのラジオコミュニケーションアナライザMT8820Cを採用

2011/09/28
LTE MIMO OTA試験を実現できる計測器として

アンリツ株式会社(社長 橋本 裕一、以下、アンリツ)は、EMITE Ing.社(CEO David Sanchez、以下、EMITE) が、同社のLTE試験システム用計測器として、ラジオコミュニケーションアナライザMT8820Cを採用したことをお知らせいたします。

LTE(Long Term Evolution)は高速データ通信を可能とする移動通信技術です。各種通信サービスの品質を向上させるために、無線通信においても信頼できるパフォーマンスの提供が望まれており、実際の利用形態に即した端末総合評価として、3GPP[※1]CTIA[※2]で採用されたMIMO OTA試験[※3]を可能とする試験システムが求められています。

EMITE社は、同社のモードスタードマルチキャビティーリバブレーションチャンバE400(MIMOアナライザE400)と組み合わせて使用し、LTE MIMO OTA試験を実現できる計測器を必要としており、今回アンリツのラジオコミュニケーションアナライザMT8820Cを採用しました。

E400とMT8820Cを組み合わせた試験システムを利用することにより、3GPPやCTIAなどの各種標準化団体で要求されているLTE携帯端末のTIS[※4]TRP[※5]、MIMO TIS、MIMO TRP及びスループット[※6]を迅速かつ正確に測定できます。

なお、MIMOアナライザE400の日本における販売およびサポートは、EMITE社の正規販売代理店である 株式会社ネットウエル (代表取締役社長 榎本 格、以下、ネットウエル)を通じて提供されます。


[製品]

■モードスタードマルチキャビティーリバブレーションチャンバE400

690MHz~12GHzをカバーしOTA測定に用いられるマルチパス環境を作れる撹拌機能を備えています。


■ラジオコミュニケーションアナライザ

LTE FDD/TDD、W-CDMA/HSPA/HSPA Evolution、CDMA2000/CDMA2000 1xEV-DO、TD-SCDMA、GSM/GPRS/E-GPRS方式に対応した計測器です。擬似基地局機能を搭載しており、携帯端末・チップセット評価で必要とされるRF送受信試験[※7]呼接続試験[※8]が1台の計測器で行えます。また、最大100MbpsのIPデータレートの受信スループット試験を2x2 MIMO環境下で行えるオプションも用意しており、LTE携帯端末の試験サービスで必要とされる機能を有しています。


[ この製品をもっと詳しく ]

EMITE社について

EMITE社(スペイン)は、2006年12月にスペインのカルタヘナ工科大学、Microwave Engineering Research Group (GIMRE)とElectromagnetic Interaction with Matter (GEM)研究グループと共に設立されました。同社製品は3GPP RAN4, CTIAなど各種標準化団体にて検討されているOTA接続に関する評価手法を取り込んだ屋内型小型MIMOテスト装置です。詳しい情報は http://www.netwell.co.jp/wireless/maker/emite.html にてご覧いただけます。

ネットウエル社について

2000年6月創業以来、自社製品としてワンツーワンマーケティングツール・パッケージ MarkONE シリーズをウェブシステム分野に販売を行う一方、海外ITメーカとの提携により、RF 高周波・ミリ波関連製品・映像ストリーミング機器をテレコミニュケーション分野に、更にバイオインフォマティクスから科学技術計算にいたる先端ソフトウェアをゲノム創薬分野に、販売を行っております。詳しい情報は http://www.netwell.co.jp にてご覧いただけます。


[ ※用語解説]

[※1] 3GPP3rd Generation Partnership Project
第3世代携帯電話システムの標準化プロジェクト。

[※2] Cellular Telecommunication and Internet Associations
無線通信関連の事業者、メーカー、サービス提供業者等で構成される非営利の国際団体。

[※3]  MIMO OTA試験
MIMOは、Multi Input Multi Outputの略称。送受信ともに複数のアンテナを持ち、同一周波数軸上でデータの送受信を行う無線通信技術。OTAは、Over The Airの略称。空間を伝播している電波を指す。MIMO OTA試験は、MIMO環境下で空間を伝播する電波の品質を試験すること。

[※4] TIS:Total Isotropic Sensitivity
総等方性感度。携帯端末への着信信号の検出性能を示す。

[※5] TRP:Total Radiated Power
総放射電力。携帯端末が送信する放射電力性能を示す。

[※6] スループット
基地局と携帯電話端末間でのデータ通信における実質的なデータ転送速度。

[※7] RF送受信試験
携帯電話端末のRF送信特性やRF受信特性が、3GPP規格に適合していることを確認するための試験。

[※8] 呼接続試験
携帯端末のRF送受信試験を擬似基地局と通信している状態で行う試験。

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