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光ファイバ保守用測定ソリューション強化

2011/06/14

100km超の光ファイバやFTTH-PONシステムの障害解析が容易に可能

ファイバメンテナンステスタの販売を開始

ネットワークマスタ/ファイバメンテナンステスタ (FMT) モジュール MU909014A1/B1/C/C6/15B1

 

アンリツ株式会社(社長 橋本 裕一)は、ネットワークマスタシリーズの新モデルを開発。ファイバメンテナンステスタMU909014A1/B1/15B1の販売を6月15日から開始いたします。

ファイバメンテナンステスタは、光ファイバの保守用計測器です。ハンディサイズ(700 g)の筐体に光ファイバの故障解析で必要となる光パワーメータ、可視光源、OTDR[※1]を実装していることに加え、オプションで光ファイバのコネクタ端面の状態を検査できる外付け光ファイバスコープも接続可能。光ファイバの保守に必要な測定が1台で行えます。

ファイバメンテナンステスタに試験対象となる光ファイバを接続し、スタートボタンを押すだけで、光ファイバの障害解析が可能。専門知識のない作業者でも簡単に測定できます。

また、ファイバメンテナンステスタのダイナミックレンジ[※2]は最大37 dBを実現しており、100 kmを越える光ファイバを測定できます。

さらに、FTTH-PON[※3]システムで障害が発生した場合、従来のネットワークマスタでは宅内からスプリッタ(光ファイバの分岐装置)までのドロップケーブル[※4]区間の測定しかできず、スプリッタから収容局までの区間は別途測定する必要がありましたが、ファイバメンテナンステスタは、宅内からスプリッタを越えて収容局まで測定でき、片側からの作業のみで障害を検知できます。

アンリツはファイバメンテナンステスタの販売を開始することで、光回線の保守作業の効率向上に貢献いたします。


[ この製品をもっと詳しく ]

[開発の背景]

コア/メトロネットワークの光化が進展し、FTTH加入者も増加している今日、光回線は通信ネットワークの重要なインフラとなっています。

アンリツは長年にわたり、光ファイバの施工・保守用計測器を提供しており、近年はアクセスマスタシリーズ、ネットワークマスタシリーズを通して、高品質な光回線の構築に貢献してきました。

その一方、光回線の保守業務は年々増加の一途をたどっていることから、迅速に光ファイバの障害解析を行える計測器が求められています。

そこでアンリツは、ネットワークマスタシリーズの新モデルを開発。新たに、ファイバメンテナンステスタMU909014A1/B1/15B1を開発いたしました。

ファイバメンテナンステスタに光ファイバを接続し、スターとボタンを押すだけで、障害解析が可能。短距離の光ファイバはもちろんのこと、100 kmを超える長距離光ファイバやFTTH-PONシステムの保守が容易に行えます。


[製品概要]

ファイバメンテナンステスタMU909014A1/B1/15B1は、光ファイバ保守用計測器です。ハンディサイズの筐体に、光パワーメータ、可視光源、OTDRを搭載していることに加え、オプションで光ファイバのコネクタ端面の状態を検査できる外付け光ファイバスコープも接続可能。光ファイバの保守に必要な測定が1台で行えます。

ファイバメンテナンステスタは以下3機種を揃えており、波長やダイナミックレンジの種別に応じた機種を選択できます。

・MU909015B1-056:SMF[※5]1.31/1.55 μm ダイナミックレンジ37/36 dBモデル

・MU909014B1-056:SMF1.31/1.55 μm ダイナミックレンジ32.5/31 dBモデル

・MU909014A1-054:SMF1.65 μm ダイナミックレンジ32.5 dBモデル


[主な特長]

■屋外への持ち運びが容易に可能

ファイバメンテナンステスタは、700 gという小型・軽量のハンディ計測器です。持ち運びが容易であり、高所や狭所などでも簡単に測定作業が行えます。

■自動測定を実現

ファイバメンテナンステスタは、自動設定モードを装備しています。光ファイバを接続し、スタートボタンを押すだけで障害解析が行え、計測器の専門知識のない作業者でも利用できます。

■短距離・長距離の光ファイバに対応可能

ファイバメンテナンステスタは、アクセスマスタの広ダイナミックレンジ(37 dB)、イベントデッドゾーン[※6]1 m、後方散乱デッドゾーン[※7]5 mを踏襲しており、短いドロップケーブルから100 km超の幹線系光ファイバまで1台の計測器で測定できます。

■FTTH-PON測定に対応

ファイバメンテナンステスタは、最大64分岐のFTTH-PONシステムにおいて、スプリッタから収容局までの光ファイバで発生する障害を片側から測定するだけで検知でき、障害解析が効率よく行えます。

■光ファイバの状態をリアルタイムで確認可能

ファイバメンテナンステスタは、リアルタイム測定機能を搭載しており、光ファイバの接続状況や曲げによる損失状況をリアルタイムで確認できます。


[対象市場・用途]

対象市場

光回線保守業者、FTTHサービスプロバイダ

用途

光ファイバの保守・障害切り分け


[ ※用語解説]

[※1] OTDROptical Time Domain Reflectometer
光パルス試験のこと。レーザ光を使って光ファイバの特性(ファイバ長、損失、接続個所の位置)を測定する。

[※2] ダイナミックレンジ
光ファイバ用計測器の性能を表す尺度。光のレベル損失を距離に応じて表示する機能であり、ダイナミックレンジが広いほど、長距離の光ファイバを測定できる。

[※3] FTTH-PON
スプリッタにより一本の光ファイバを分岐し、複数の加入者宅に引き込むアクセス系光ネットワーク。

[※4] ドロップケーブル
加入者宅へ引き込む数十m~数百mの短距離光ファイバ。

[※5] SMF:Single Mode Fiber
光ファイバの種類の1つ。低損失であり、長距離伝送・高速伝送に適している。

[※6] イベントデッドゾーン
光ファイバの分離が確認できる最小の距離を表現したもの。短いほど光ファイバの接続位置が容易に確認できる。

[※7] 後方散乱デッドゾーン
光ファイバの接続損失が確認できる最小の距離を表現したもの。短いほど光ファイバの接続損失が容易に確認できる。

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