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2x2 MIMO対応LTE携帯端末・データカードの受信スループット試験機能を実現

2010/08/30
ラジオコミュニケーションアナライザMT8820C機能強化

ラジオ コミュニケーション アナライザ MT8820C

 

アンリツ株式会社(社長 橋本 裕一)は、ラジオコミュニケーションアナライザMT8820CのLTE[※1]試験機能を強化。新たに、2x2 MIMO[※2]対応 LTE携帯端末・データカード[※3]受信スループット試験[※4]を可能とするLTE FDD 2x2 MIMO DL MX882012C-011とLTE FDD IPデータ転送MX882012C-006を開発。8月30日から販売いたします。

MT8820Cは、携帯端末の開発・製造用計測器のプラットフォームです。各種通信方式に対応した個別のハードウェア、ソフトウェアを搭載することにより、MT8820Cが擬似基地局として動作し、各種携帯端末の通信品質を評価できます。

MX882012C-011をLTE測定構成のMT8820Cに搭載することにより、最大100 Mbpsというデータレートで2x2 MIMO対応LTE携帯端末・データカードの受信スループットを評価できます。さらに、MX882012C-006を併せて使用することにより、上記受信スループット試験をIPデータで行えます。

LTEはIPベースの移動動通サービスで、MIMO技術により最大100 Mbps以上 という高速通信を実現しています。このため、端末・データカードの開発・製造では、MIMO技術とIPデータに対応した計測器により受信スループットを評価することが重要な試験項目となっています。

今回、MT8820Cの機能を強化し、最大100 Mbpsのデータレートでの受信スループット試験をIPデータで可能としたことにより、LTEの円滑な商用サービス開始に貢献いたします。

[ この製品をもっと詳しく ]

[開発の背景]

LTEは、FTTH並みの高速通信を可能とする第3.9世代移動通信方式です。日本、アメリカでは2010年後半の商用サービス開始が予定されており、携帯端末、ノートPCなどでLTEサービスを利用できるデータカードの量産化に向けた動きが加速しています。

LTEはIPベースの移動動通サービスで、MIMO技術により最大100 Mbps以上 という高速通信を実現しています。このため、端末データカードの開発・製造では、 MIMO環境下でIPでの受信スループット試験を行うことが必要となっています。

そこでアンリツはラジオコミュニケーションアナライザMT8820CのLTE測定機能を強化。新たに、最大100 Mbpsのデータレートでの受信スループット試験をIPデータで可能としました。

[製品概要]

ラジオコミュニケーションアナライザMT8820Cは、LTE携帯端末、データカードの開発・製造用計測器のプラットフォームです。各種通信方式に対応した個別のハードウェア、ソフトウェアを搭載することにより、MT8820Cが擬似基地局として動作し、各種携帯端末の通信品質を呼接続状態(擬似基地局との通信状態)で評価できます。

今回開発したLTE FDD 2x2 MIMO DL MX882012C-011をLTE測定構成のMT8820Cに搭載することにより、2x2 MIMO対応LTE携帯端末・データカードの受信スループットを試験できます。また、LTE FDD IPデータ転送MX882012C-006を使用することで、MT8820Cに接続したサーバ用PCとLTE端末間でIPデータの転送が可能となります。MX882012C-011、MX882012C-006を併せて使用することにより、2x2 MIMO対応LTE端末・データカードの開発・製造で要求されるIPでの最大受信スループット試験が行えます。


[主な特長]

■ 開発・製造プロセスに応じた試験が可能

MT8820Cでは、すでにLTE端末・データカードのRF送受信試験を可能としています。さらに今回、2x2 MIMO環境下で最大IPデータレートの受信スループット試験に対応しました。また、LTE FDD 2x2 MIMO DL MX882012C-011、LTE FDD IPデータ転送MX882012C-006は各々個別に搭載できることから、開発・製造プロセスに応じた試験が柔軟に実施できます。


■ 電力・発熱試験が可能

LTEは高速移動通信システムであることから、端末やデータカードを搭載したノートPCなどでは、消費電力の増加や機器内部の発熱を抑制することが課題となっています。今回開発したソフトウェアを利用することにより、最大100 Mbpsというデータレートでの試験がIPデータで行えることから、LTE端末やデータカード搭載ノートPCの消費電力、発熱状況を確認できます。


■ MT8820B/MT8815Bで蓄積した資産活用が可能

MT8820Cは、MT8820B/MT8815Bとの互換性を有し、MT8820B/MT8815Bで使用していた試験冶具やソフトウェア資産を継承できます。これにより、製造工程では、MT8820CをMT8820B/MT8815Bに置き換えるだけで試験が行え、追加投資や試験環境の変更によるリスクを抑えることができます。


[対象市場・用途]

対象市場

携帯電話端末メーカー、データカードメーカー

用途

LTE携帯端末やデータカードの開発・製造


[ ※用語解説 ]

[※1] LTE: Long Term Evolution
第3.5世代HSPA方式携帯電話システムをさらに高速化したものであり、下り100 Mbps以上の高速通信の実現を目指している。

[※2] 2x2 MIMO: 2x2 Multiple Input Multiple Output
MIMOは複数のアンテナを使用して同時にデータを送受信し、データ通信の高速化を図った技術のこと。2x2 MIMOは、送信用、受信用で各2本のアンテナを使用したもの。

[※3] データカード
携帯電話網を利用して、Webページの閲覧やメールの送受信を行うための通信機能を備えたカードのこと。

[※4] 受信スループット試験
携帯電話端末が基地局からのデータを受信する際のデータ転送速度を測定するための試験。

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