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最高水準の高速測定と優れた測定性能を低価格で実現

2010/02/08
シグナルアナライザ MS2830A

スペクトラムアナライザ/シグナルアナライザ MS2830A

 

アンリツ株式会社(社長 戸田 博道)は、携帯電話や公共無線、カーエレクトロニクスなど各種デジタル無線機器、電子部品用計測器であるシグナルアナライザのラインアップを拡充。新たに開発したシグナルアナライザMS2830Aの販売を2月8日から開始いたします。

MS2830Aは、スペクトラムアナライザを基本モデルとし、オプション追加により、送信信号の波形品質を解析できるシグナルアナライザ、送信信号の波形品質解析に加え、受信試験なども含めた送受信試験を一台で行えるワンボックスソリューションに拡張できる計測器です。

MS2830Aは、各種デジタル無線機器、電子部品の製造ラインでの使用を主な用途としています。スペクトラムアナライザの周波数切替、掃引[※1]、測定結果データ転送の一連の測定動作を約12ミリ秒で可能とする高速測定と、これまでの製造用計測器と同等以上の高精度測定を標準価格128万円からという低価格で実現。従来に比べ、最大約1/2の価格で購入でき、各種デジタル無線機器、電子部品のトータル製造コスト削減に最適です。

さらに、MS2830Aは、上位機種であるMS269xAシリーズの主要な測定ソフトウェアを搭載できることから、LTE(Long Term Evolution)やW-CDMAなど各種携帯電話システム、公共・業務用デジタル無線システムの各種変調信号[※2]を解析できます。

携帯電話や公共・業務用無線などデジタル無線システムの利用が拡大しているなか、アンリツはMS2830Aの販売を開始することにより、計測器の導入コストと製造コスト削減に貢献いたします。

[ この製品をもっと詳しく ]

[開発の背景]

デジタル無線システムは拡大の一途をたどり、携帯電話に加え、警察、消防、タクシーといった公共・業務用無線、カーエレクトロニクス、家電などさまざまな分野で利用されています。

これらデジタル製品、電子部品業界では、特に製造ラインにおけるコストダウンが熾烈なグローバル競争を勝ち抜くための必須の取り組みとなっています。

アンリツは従来からこの分野でシグナルアナライザMS269xAシリーズを提供してまいりました。さらに今回、製造ラインでのコスト削減要求への対応を図り、シグナルアナライザのラインアップを拡充。シグナルアナライザMS2830Aの販売を開始いたしました。

MS2830Aは、標準価格128万円からという低価格で高速、高精度な測定を実現していることから、製造ラインにおけるトータルコスト削減に貢献いたします。


[製品概要]

シグナルアナライザMS2830Aは、携帯電話や公共無線、カーエレクトロニクスなど各種デジタル無線機器、電子部品の製造ラインでの使用を主な用途とした計測器です。

MS2830Aは、スペクトラムアナライザを基本モデルとし、オプション追加により、送信信号の波形品質を解析できるシグナルアナライザ、送信信号の波形品質解析に加え、受信試験なども含めた送受信試験を一台で行えるワンボックスソリューションに拡張できる構成となっています。用途に応じた効率のよい設備投資が将来に渡り行えます。

MS2830Aは、スペクトラムアナライザの周波数切替、掃引、測定結果データ転送の一連の測定動作を約12ミリ秒で可能とする高速測定と、これまでの製造用計測器と同等以上の高精度測定を標準価格128万円からという低価格で実現しています。

また、MS2830Aは環境配慮型計測器として開発しており、従来機種と比較して約45%の低消費電力を実現。電気使用料に加え、CO2削減に貢献します。

MS2830Aは、周波数範囲により、3つのモデル(MS2830A-040:9 kHz~3.6 GHz、MS2830A-041:9 kHz~6GHz、MS2830A-043:9 kHz~13.5 GHz)を用意しており、用途に応じて選択できます。


[主な特長]

■ 業界最高水準の高速測定

MS2830Aは、スペクトラムアナライザの基本動作の高速化を実現しており、周波数切替、掃引、測定結果データ転送の一連の動作が約12ミリ秒で可能。アンリツの従来機種と比較して測定時間を約1/10に短縮できます。さらに、オプションで提供しているベクトル・シグナル・アナリシス機能を搭載することで、従来の掃引型スペクトラムアナライザでは数秒要していたノイズの平均化処理[※3]を約0.1秒で行えます。


■ 高精度測定

MS2830Aは、平均雑音レベル[※4]:-153 dBm(1 GHz時, プリアンプ無し)、3次相互変調歪[※5]:+15 dBm、総合レベル確度[※6]:±0.3 dB(typ)という測定性能を実現しています。これにより、従来から製造ラインで使用されてきた計測器に比べ測定精度が向上し、歩留まり改善に貢献いたします。


■ 設備導入コスト削減

MS2830Aは、標準価格128万円からという低価格の計測器です。各種携帯電話システムやデジタル無線システムの製造ラインで使用されてきた同クラスの計測器と比べて最大約1/2の価格で導入できます。


■ 上位モデルMS269xAシリーズと完全互換の測定ソフトウェア

MS2830Aの上位機種であるシグナルアナライザMS269xAシリーズの主要な測定ソフトウェアがMS2830Aで動作します。LTE測定ソフトウェアやW-CDMA/HSDPA測定ソフトウェア、ベクトル変調解析ソフトウェアなど、用途に応じた測定ソフトウェアをMS2830Aに搭載することにより、各種携帯電話、公共・業務用デジタル無線システムの波形品質を解析できます。


■ 環境に配慮した低電力設計

MS2830Aは、単体構成時110W以下、ベクトル信号発生器オプション内蔵時170W以下と従来機種に比べ、約45%の低消費電力を実現。電気使用料削減に加え、今後規制強化が予想されるCO2削減に貢献します。


■ 優れた拡張性

MS2830Aは、スペクトラムアナライザ機能の最小構成からシグナルアナライザ機能、ベクトル信号発生器オプション内蔵による送信試験・受信試験構成まで、目的に応じて拡張できます。


[対象市場・用途]

対象市場

デジタル無線機器、電子部品メーカー

用途

携帯電話システムや公共・業務用デジタル無線システム、カーエレクトロニクス製品、デジタル家電などの開発・製造


[ ※用語説明 ]

[※1] 掃引
一般的なスペクトラムアナライザが測定をする際に行う内部動作の一つ。掃引型のスペクトラムアナライザでは、画面の左端から右端へと測定結果が徐々に更新されていくように表示される。

[※2] 変調信号
データ情報を電波に乗せるためのデジタル的な処理を行った信号。

[※3] 平均化処理
入力信号に含まれるノイズを少なくするための処理。

[※4] 平均雑音レベル
測定器内部で発生する雑音の平均値。スペクトラムアナライザの性能を表す指標の一つとして用いられ、この値が測定できる入力信号の下限となる。

[※5] 3次相互変調歪
スペクトラムアナライザの内部で発生する信号の歪み。スペクトラムアナライザの性能を表す指標の一つとして用いられ、この値が大きければ大きいほど高精度な測定が可能となる。

[※6] 総合レベル確度
誤差を発生させるさまざまな要因をすべて含んだ総合的なレベルの確度。

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