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業界で初めて、DC-HSDPA端末の評価を実現

2010/01/18
W-CDMAシグナリングテスタMD8480C機能拡充
MD8480C DC-HSDPAオプション MX848001E-16

W-CDMA シグナリングテスタ(基地局シミュレータ) MD8480C

 

アンリツ株式会社(社長 戸田 博道)は、W-CDMAシグナリングテスタMD8480Cの機能を拡充。業界で初めて、DC-HSDPA(注)規格に対応したMD8480C DC-HSDPAオプション MX848001E-16を開発。1月18日から販売を開始します。

MX848001E-16は、MD8480C用オプションソフトウェアです。すでに提供しているHSPA Evolution[※1]試験構成のMD8480CにMX848001E-16を搭載することで、MD8480CがDC-HSDPA 方式の擬似基地局として動作し、DC-HSDPA規格が要求している下り(基地局から端末方向)最大42Mbpsのパケットデータ接続試験が可能。

DC-HSDPA規格に対応したデータ通信端末、チップセットの総合動作の検証やプロトコルシーケンス[※2]およびスループット[※3]性能が評価できます。

DC-HSDPAは2010年の商用サービス開始が予定されており、同規格に対応した高速データ通信端末の開発用計測器のニーズが高まっています。

アンリツは業界で初めて、DC-HSDPA規格に対応したデータ端末、チップセットの評価を可能としたことにより、DC-HSDPAサービスの円滑な商用化に貢献いたします。

(注) DC-HSDPA:Dual Cell High Speed Downlink Packet Access
DC-HSDPAは、HSDPA/HSUPA(HSPA)Evolution方式携帯電話システムのデータ通信速度を高速化し、約2倍となる下り最大42Mbpsでの通信を可能とする携帯電話規格。日本をはじめ、海外でも2010年のサービス開始が予定されている。

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[開発の背景]

定額制のデータ通信サービスやクラウドコンピューティング[※4]の普及にともない、スマートフォンやUSBタイプのデータ通信端末、ネットブックなど、HSPAやHSPA Evolution方式に対応した各種高速データ通信端末が急速に拡大しています。

こうしたなか、本2010年には、HSPA Evolutionの約2倍となる下り最大42Mbpsでのデータ通信を可能とするDC-HSDPAサービスが商用化される予定となっています。このため、上記データ通信端末やモジュールメーカーでは、同規格に対応した機器の開発を進めており、計測器のニーズが高まっていました。

そこでアンリツは、W-CDMA/HSPA方式に対応した携帯電話端末の開発において幅広く使用されているW-CDMAシグナリングテスタMD8480Cの機能を拡充。業界で初めて、DC-HSDPA規格に対応したデータ通信端末やチップセットの評価を可能としました。


[製品概要]

MD8480C DC-HSDPAオプション MX848001E-16は、3GPP Release 8[※5]で策定されたDC-HSDPA規格に対応したMD8480C用ソフトウェアです。

MD8480C本体に、HSPA Evolution規格に対応したハードウェアとソフトウェア、今回開発したMX848001E-16を搭載することで、DC-HS DPA規格が要求している下り最大42Mbpsでのパケットデータ接続試験が可能。データ通信端末、チップセットの総合動作の検証やプロトコルシーケンスおよびスループット性能が評価できます。

W-CDMAシグナリングテスタMD8480C:
MD8480Cは、HSPA、W-CDMA、GSMなど世界各国で運用されている携帯電話システムの基地局と同様に動作する基地局シミュレータです。携帯電話端末と基地局との通信手順であるプロトコルシーケンスや設定パラメータを自在に定義でき、規格上で定められた正常な通信手順の確認に加え、実際の基地局との接続状態では試験することが困難な動作を発生させることが可能。さまざまな条件下で携帯電話端末やデータ通信端末の機能を評価できます。

[対象市場・用途]

対象市場

データ通信端末メーカー、通信モジュールメーカー

用途

DC-HSDPA対応データ通信端末の開発、性能評価


[ ※用語解説 ]

[※1] HSPA Evolution: High Speed Packet Access Evolution
第3.5世代HSPA方式携帯電話システムの拡張規格。HSPAは、下り(基地局から端末)方向を高速化したHSDPA規格と上り(端末から基地局)方向を高速化したHSUPA規格の総称である。HSPAEvolutionは、HSPAをさらに高速化し、下り最大28Mbps、上り最大11Mbpsでのデータ通信を可能とする。

[※2] プロトコルシーケンス
携帯電話端末と基地局との通信手順。

[※3] スループット: Throughput
時間あたりの処理能力のこと。通信分野では1秒間で伝送できるパケットデータ量を示す。

[※4] クラウドコンピューティング
ネットワーク経由で様々な通信サービスを提供する新しい形のコンピューティング形態。モバイル端末の利用者は、高速無線通信回線を用いたインターネット経由で、ネットワーク側で実行される多様かつハイ・パフォーマンスなサービスを享受することができる。

[※5] 3GPP Release 8: 3rd Generation Partner Project Release 8
3GPPは、第3世代移動通信方式の標準を策定するためのパートナーシップ・プロジェクト。 標準規格はそのリリース順に番号が付与されており、Release 8ではDC-HSDPAなどが規定されている。


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