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1台でマルチモードLTE携帯電話端末のRF送受信試験を実現

2009/12/28
ラジオコミュニケーションアナライザ MT8820C
LTE FDD測定ソフトウェアLite MX882042C

ラジオ コミュニケーション アナライザ MT8820C

 

アンリツ株式会社(社長 戸田 博道)は、第3.9世代高速無線通信システムである3GPP LTE[※1]用計測ソリューションを拡充。新たに、ラジオコミュニケーションアナライザMT8820CとLTEのRF送受信試験[※2]に対応したLTE FDD測定ソフトウェアLite MX882042Cを開発。12月28日から販売いたします。

MT8820Cは、各種携帯電話端末の開発・製造用計測器として、世界各国の端末メーカーに幅広く利用されているMT8820B/MT8815Bをベースにしており、LTE携帯電話端末やデータカード[※3]の開発・製造用計測器のプラットフォームとなるものです。

MT8820Cに、今回併せて開発したMX882042Cを搭載することにより、LTE携帯電話端末やデータカードの開発・製造で必要となるRF送受信試験が行えます。

さらに、LTE試験構成のMT8820Cに、すでに提供している第2世代/第3世代/第3.5世代方式用測定ソフトウェア、ハードウェアを搭載することにより、1台のMT8820CでマルチモードLTE(注)携帯電話端末、データカードのRF送受信試験が行えます。

また、MT8820Cは、2台の携帯電話端末を同時に試験できるパラレルフォン®測定機能をオプションで搭載でき、携帯電話端末の量産試験が効率よく行えます。

アンリツは、1台の計測器でマルチモード携帯電話端末、データカードの評価を可能としたことにより、開発・製造効率向上に貢献いたします。

*パラレルフォンはアンリツ株式会社の登録商標です。


(注)マルチモードLTE:

LTEに加え、第3世代のW-CDMA方式やCDMA2000® 1x/1x EVDO方式、TD-SCDMA方式、第3.5世代のW-CDMA HSPA方式、TD-SCDMA HSPA方式、第2世代であるGSM/EDGE方式などにも対応した方式。たとえば、LTE/W-CDMA/GSMの場合、LTE基地局エリアからW-CDMAやGSMのエリアに移動した場合でも、移動先の基地局で通信できる。
*CDMA2000は、Telecommunications Industry Association(TIA-USA)の登録商標です。



[ この製品をもっと詳しく ]

[開発の背景]

3GPP LTEは、FTTH並みの高速通信を可能とする第3.9世代携帯電話方式です。世界各国の通信事業者がLTEの導入を進めているなか、今年12月にはスウェーデン、ノルウェーで商用サービスが開始されました。日本やアメリカでも2010年のサービス開始が予定されています。

LTEは、IPベースの高速無線技術であることから、ノートPCや自動販売機など各種エレクトロニクス製品での利用が想定されています。 このため、携帯電話端末に加え、各種エレクトロニクス機器でLTE接続を可能とするデータカードの開発・製造用計測器の需要が高まることが見込まれています。

アンリツは、従来から各種携帯電話端末の開発・製造用計測器として、ラジオコミュニケーションアナライザMT8820B/MT8815Bを提供し、世界各国の端末メーカーで幅広く利用されていました。

さらに今回、MT8820B/MT8815Bをベースに、3GPP LTEへの対応を図り、新たにLTE端末の開発・製造用計測器のプラットフォームとなるMT8820Cを開発いたしました。

MT8820Cに今回併せて開発したLTE FDD測定ソフトウェアLite MX882042Cを搭載することにより、LTE携帯電話端末やデータカードのRF送受信試験が可能となります。

また、MT8820Cは、MT8820B/MT8815Bで動作する第2/第3/第3.5世代携帯電話端末用測定ソフトウェア、ハードウェアも搭載できます。これにより、1台のMT8820CでマルチモードLTE携帯電話端末、データカードのRF送受信試験が行えます。


[製品概要]

ラジオコミュニケーションアナライザMT8820Cは、LTE端末の開発・製造用計測器のプラットフォームとなるものです。また、併せて開発したLTE FDD測定ソフトウェアLite MX882042Cは、LTE携帯電話端末やPC用データカードのRF送受信試験に対応したソフトウェアです。

MT8820Cに、MX882042Cを搭載することにより、3GPP LTEの規格であるTS 36.521(6章、7章)[※4]に準拠したRF送受信試験が行えます。

また、MT8820Cには、すでに提供している第2/第3/第3.5世代携帯電話端末用測定ソフトウェアも搭載できます。これにより、1台のMT8820CでマルチモードLTE携帯電話端末、データカードのRF送受信試験が行えます。


[主な特長]

マルチモードLTE試験を1台の計測器で実現

 

MT8820Cは、すでに提供している第2世代/第3世代/第3.5世代携帯電話端末の評価用測定ソフトウェア、ハードウェアを搭載できます。これにより、1台のMT8820CでマルチモードLTE携帯電話端末やデータカードのRF送受信試験が行えます。

1台のMT8820Cで、2台の携帯電話端末が同時に試験可能

 

MT8820Cは、2台の携帯電話端末を同時に試験できるパラレルフォン®測定機能オプションで搭載できます。これにより、携帯電話端末の量産試験が効率よく行えます。

MT8820B/MT8815Bで蓄積した資産活用が可能

 

MT8820Cは、MT8820B/MT8815Bとの互換性を有し、MT8820B/MT8815Bで使用していた試験冶具やソフトウェア資産を継承できます。製造工程でMT8820B/MT8815Bに置き換えるだけで試験が行え、追加投資や試験環境の変更によるリスクを抑えることができます。


[対象市場・用途]

対象市場

携帯電話端末メーカー、データカードメーカー

用途

LTE携帯電話端末やデータカードの開発・製造


[ ※用語解説 ]

[※1] 3GPP LTE: 3rd Generation Partnership Project Long Term Evolution
第3.5世代HSPA方式携帯電話システムをさらに高速化したものであり、下り100 Mbps以上/上り50 Mbps以上の高速通信の実現を目指している。なお、3GPPは、第3世代移動通信方式の標準規格を策定している国際団体。

[※2] RF送受信試験
携帯電話端末の送信特性と受信特性を評価するための試験。

[※3] データカード
携帯電話網を利用して、Webページの閲覧やメールの送受信を行うための通信機能を備えたカードのこと。

[※4] TS 36.521(6章、7章)
3GPP LTEの送受信性能に関する規格。第6章では送信性能が定められ、第7章では、受信性能が策定されている。

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