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1台でBluetoothモノラル/ステレオ音声測定を実現

2009/09/04
Bluetoothオーディオテストセット MT8855A

Bluetooth オーディオテストセット MT8855A

 

アンリツ株式会社(社長 戸田 博道)は、BluetoothオーディオテストセットMT8855Aを開発。9月4日から販売を開始いたします。

MT8855Aは、Bluetooth[※1]無線技術を搭載した携帯電話、ヘッドセット[※2]デジタルミュージックプレイヤ、カーキット[※3]などの音声測定を1台で実現する計測器です。測定対象となる上記製品をMT8855Aに接続することで、Bluetooth搭載製品のモノラル/ステレオ[※4]音声の品質を評価できます。

従来Bluetoothの音声測定では、オーディオジェネレータやオーディオアナライザなどを用いて測定システムを構築することが必要でした。MT8855Aはこれらを内蔵しており、被測定物を接続するだけで、音声測定が可能。従来の試験システムに比べ約1/3の価格で導入できることに加え、測定システムの構築という煩雑な作業が不要となり、効率よくBluetooth製品の音声評価が行えます。


[ この製品をもっと詳しく ]

[開発の背景]

Bluetoothは、音声を無線で通信することを目的の一つに開発された無線技術です。現在ではHiFi[※5]クラスの高品質な音声通信が可能となっていることから、携帯電話やヘッドセット、デジタルミュージックプレイヤ、カーキットなどでの使用が拡大しており、開発・製造用計測器のニーズが高まっています。

Bluetooth搭載製品の音声測定では、音声出力用のオーディオジェネレータや解析用オーディオアナライザなどを用いて試験システムを構築する必要があり、低コストで効率よく音声品質を評価できる計測器が求められていました。

そこでアンリツは、BluetoothオーディオテストセットMT8855Aを開発いたしました。 MT8855Aは、上記オーディオジェネレータ、オーディオアナライザを本体に内蔵しており、Bluetooth搭載製品を接続するだけで音声測定が可能。高額な試験システムを構築することなく、Bluetooth無線技術を搭載した製品の音声特性を評価できます。


[製品概要]

BluetoothオーディオテストセットMT8855Aは、ヘッドセット、携帯電話、デジタルミュージックプレイヤ、カーキット、デスクトップスピーカなどBluetooth無線技術を搭載した製品の音声測定を可能とする計測器です。

従来個別に用意する必要があったオーディオアナライザとオーディオジェネレータを内蔵しており、1台のMT8855Aで、Bluetooth製品の音声測定で必要とされる周波数特性、歪み特性の評価やステレオセパレーション測定[※6]ステレオフェーズ測定[※7]などを行えます。


[主な特長]

■ 音声プロファイルを搭載
Bluetooth無線技術では、モノラル、ステレオ、ハンズフリーでプロファイル[※8]が定められ、機器ごとにプロファイルをペアリング(接続設定)することで、音声通信が可能となります。MT8855Aは、A2DP[※9]HSP[※10]HFP[※11]という主要な音声プロファイルを搭載しています。これにより簡易にペアリングが行え、効率よく測定できます。

■ 用途に応じた測定機能を選択可能
MT8855Aは、PCアプリケーションソフトウェアである「 Blue Audio」を標準添付しています。本ソフトウェアを用いることで、手動測定と自動測定を選択できます。手動測定では周波数特性や歪み測定などの測定が行え、その結果をグラフィカルに表示することが可能。Bluetooth製品の開発段階での音声評価に最適です。また、自動測定では事前設定した測定項目および測定規格に対する結果を表示することから、製造時の評価に最適です。


[対象市場・用途]

対象市場

Bluetooth関連メーカー

用途

Bluetooth無線技術搭載製品の音声評価


[ ※用語解説 ]

[※1] Bluetooth
デジタル機器の近距離無線通信規格の一つ。数m程度の範囲で、音声やデータ通信を行う。現在では、携帯電話やPDA(情報端末)、パソコン、プリンタ等の周辺機器、AV機器、自動車など、さまざまな分野で使用されている。

[※2] ヘッドセット
マイクロフォンを一体化したヘッドフォン。

[※3] カーキット
自動車内でのハンズフリー通話を可能とするBluetooth製品。

[※4] モノラル/ステレオ
モノラルは1つのスピーカで1つの音声信号を再生すること。ステレオは2つのスピーカで左右別々に音声信号を再生すること。

[※5] HiFi: High Fidelity
ノイズや歪みなどを最小限に抑え、音声信号を忠実に再現すること。

[※6] ステレオセパレーション測定
ステレオ音声が左右いずれかのスピーカにどれくらい漏れているか測定すること。
たとえば、左側のスピーカ音が右側のスピーカにどのくらい漏れているかを測定する。

[※7] ステレオフェーズ測定
ステレオ音声の位相差を測定すること。

[※8] プロファイル
機器の種類ごとに策定されたプロトコル。Bluetoothでは、同一のプロファイルを有する機器に限り通信ができる。

[※9] A2DP: Advanced Audio Distribution Profile
ステレオ音声を配信する際に用いられるプロファイル。

[※10] HSP: Headset Profile
ヘッドセットで使用されるプロファイル。

[※11] HFP: Hands Free Profile
カーキットで使用されるプロファイル。

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