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業界初 TD-SCDMA HSUPA方式携帯電話端末に対応

2009/09/18
ラジオコミュニケーションアナライザ MT8820B/MT8815B

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アンリツ株式会社(社長 戸田 博道)は、ラジオコミュニケーションアナライザMT8820B/MT8815Bの機能を強化。新たに、中国が推進している第3.5世代高速データ通信TD-SCDMA HSUPA(注)規格に業界で初めて対応したTD-SCDMA HSUPA測定ソフトウェアMX882007C-021を開発。9月18日から販売を開始いたします。

TD-SCDMA方式に対応した測定構成のMT8820B/MT8815Bに、MX882007C-021を搭載することで、TD-SCDMA HSUPA方式携帯電話端末の評価が行えます。

中国では、2009年1月に第3世代携帯電話サービスのライセンスが交付されましたが、TD-SCDMA方式においても、データ通信の高速化を可能とするHSDPA/HSUPA(HSPA)方式を取り入れたTD-SCDMA HSPAが3GPP[※1]で規格化されました。

アンリツはすでに、TD-SCDMA HSDPAの評価を可能とするMT8820B/MT8815Bを提供しています。今回新たにTD-SCDMA HSUPAにも対応したことにより、1台のMT8820B/MT8815Bで、TD-SCDMA HSPA方式携帯電話端末の評価が行えます。

(注)TD-SCDMA HSUPA:

TD-SCDMA: Time Division Synchronous Code Division Multiple Access

HSUPA: High Speed Uplink Packet Access

TD-SCDMA方式は、中国が開発・推進している第3世代携帯電話システム。TD-SCDMAは、通常は異なる上り(携帯電話端末から基地局方向)と下り(基地局から携帯電話端末方向)の周波数チャネルを一本化していることから、周波数を有効に使用できる。TD-SCDMA方式に上り信号の高速化を可能とするHSUPA方式を取り入れたものが、TD-SCDMA HSUPAである。


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[開発の背景]

中国では、2009年1月に第3世代携帯電話サービスのライセンスが、China Mobile、China Unicom、China Telecomの3社に交付され、ネットワークの建設が活発化しています。

こうしたなか、TD-SCDMA方式を採用したChina Mobileでは、高速データ通信サービスの実現に力を入れており、HSDPA/HSUPA方式を取り入れたTD-SCDMA方式携帯電話端末の開発を主導しています。

アンリツは従来からTD-SCDMA方式に対応した各種計測器を提供しており、すでに下り信号のデータ通信速度を高速化したTD-SCDMA HSDPAの評価を可能とするラジオコミュニケーションアナライザMT8820B/MT8815Bを販売しています。

さらに今回、上り方向を高速化したTD-SCDMA HSUPA方式が規格化されたことから、MT8820B/MT8815Bの機能を強化。TD-SCDMA HSUPA方式にも対応しました。


[製品概要]

TD-SCDMA HSUPA測定ソフトウェア MX882007C-021は、TD-SCDMA HSUPA方式に対応したソフトウェアです。本ソフトウェアをTD-SCDMA方式測定構成のMT8820B/MT8815B に搭載することにより、同方式に対応した携帯電話端末の呼接続試験(基地局と携帯端末の接続試験)、RF送信試験(携帯電話端末の送信性能に関する試験)、性能試験が行えます。

また、すでに販売しているTD-SCDMA HSDPA測定ソフトウェア MX882007C-011を併せて使用することにより、1台の計測器で、TD-SCDMA HSPA方式の試験が可能となります。


主な特長

■ デュアルモード携帯電話端末の評価が可能
TD-SCDMA方式携帯端末は、第2世代であるGSM方式とのデュアルモード[※2]として開発が進んでいます。MT8820B/MT8815Bは、GSM方式にも対応しており、1台の計測器で、TD-SCDMA HSPA/GSM方式デュアルモード携帯電話端末の評価が行えます。

■ 1台のMT8820Bで2台の携帯電話端末が同時に試験可能
MT8820Bは、2台の携帯電話端末を同時に試験できるパラレルフォン測定機能を有しています。これにより、携帯電話端末の量産試験が効率よく行えます。

ラジオコミュニケーションアナライザ MT8820B/MT8815B

MT8820B/MT8815Bは、W-CDMA/HSPA/HSPA Evolution、GSM/GPRS/EGPRS、CDMA2000 1X/1xEV-DO Rev.A通信方式など世界各国で運用されている携帯電話端末の評価を可能とする測定器です。各通信方式専用ハードウェアとソフトウェアをインストールすることで、各々の通信方式に対応した携帯端末の呼接続試験とRF送受信試験など、携帯電話端末の評価で実施される主要な試験が1台で行えます。
MT8820Bは、パラレルフォン測定機能を搭載可能。1台のMT8820Bで2台の携帯電話端末を同時に測定できます。MT8815Bは、シングルフォン測定に限定していることから、コンパクトサイズを実現。省スペースで設置可能です。


[対象市場・用途]

対象市場

携帯電話端末メーカー

用途

TD-SCDMA方式携帯電話端末やデータカード端末の開発・製造


[ ※用語解説 ]

[※1] 3GPP: 3rd Generation Partnership Project
第3世代移動通信方式の標準規格を策定している国際団体。

[※2] デュアルモード
1台の携帯電話端末で異なる携帯電話システムに対応できるもの。TD-SCDMA/GSMデュアルモード端末の場合、TD-SCDMAのサービスエリアではTD-SCDMA方式で通信し、GSMのサービスエリアではGSM方式で通信する。

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