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据え置き型の計測器と同等の測定性能をハンドヘルドタイプで実現

2009/08/28
コンパクト・ベクトルネットワークアナライザ MS202xBシリーズ

MS2026B.jpg

 

アンリツ株式会社(社長 戸田 博道)は、コンパクト・ベクトルネットワークアナライザシリーズのラインナップを拡充。新たにMS202xBシリーズとして、MS2026B及びMS2028Bを開発。8月28日から販売を開始いたします。

MS202xBシリーズは、ケーブルやアンテナなどRF/マイクロ波帯で使用される各種コンポーネントの特性評価を行えます。

MS2026Bは、5 kHzから6 GHzまで、MS2028Bは5 kHzから20 GHzまでの周波数をカバーしており、ハンドヘルドタイプのベクトルネットワークアナライザとしては、最も広範な周波数帯域で測定が行えます。 さらに、RF/マイクロ波通信システムの重要な品質評価指標であるSパラメータ[※1]測定機能を大幅に強化。これまでは据え置き型のベクトルネットワークアナライザでしか行えなかったフル2ポート校正機能[※2]を、ハンドヘルドタイプで初めて搭載しました。 これにより、測定時に誤差要因の補正が可能。据え置き型のベクトルネットワークアナライザと同等の性能で、2端子のRF/マイクロ波コンポーネントの4つのSパラメータ(S11、S21、S22、S12)をすべて正確に測定できます。

MS202xBシリーズは、据え置き型のベクトルネットワークアナライザでは運搬困難な場所にも簡単に持ち運べ、屋外での各種RF/マイクロ波コンポーネントの測定作業を効率よく行えます。


[ この製品をもっと詳しく ]

[開発の背景]

各種移動通信システムやデジタル放送、ETCなど広帯域なRF/マイクロ波を用いた通信、放送サービスが進展し、基地局や中継局の建設・保守作業が活発化しています。 これらの基地局や中継局では、ケーブルやアンテナなど各種RF/マイクロ波コンポーネントが使用されていることから、屋外の測定現場でこれらのコンポーネントを高精度に測定できる計測器のニーズが高まっていました。

そこでアンリツは、コンパクト・ベクトルネットワークアナライザシリーズのラインナップを拡充。これまで提供してきた多数のハンドヘルド計測器で蓄積してきた技術力を基盤に、周波数の広帯域化と高精度測定を実現したMS202xBシリーズを開発しました。

高層ビルや地下街など据え置き型のベクトルネットワークアナライザでは運搬困難な場所にも簡単に持ち運べ、屋外での各種RF/マイクロ波コンポーネントの測定作業を効率よく行えます。


[製品概要]

コンパクト・ベクトルネットワークアナライザMS202xBシリーズは、ケーブルやアンテナ、フィルタ、デュプレクサ[※3]アイソレータ[※4]などRF/マイクロ波帯で使用される各種コンポーネントの特性評価を可能とする計測器です。


[主な特長]

■ 小型軽量
MS202xBシリーズは、小型・軽量・バッテリ動作のベクトルネットワークアナライザです。据え置き型のベクトルネットワークアナライザでは運搬困難な高層ビルや地下街でも簡単に持ち運べます。

  • 大きさ:211 mm×315 mm×78 mm 、5 kg以下
  • バッテリ動作:約3時間動作可能

■ 広帯域周波数
MS2026Bは5 kHzから6 GHzまで、MS2028Bは5 kHzから20 GHzまでの広帯域周波数に対応したRF/マイクロ波コンポーネントの測定が行えます。

■ 信頼性に優れた測定が効率よく可能
MS202xBシリーズは、フル2ポート校正機能を標準で搭載しており、誤差要因が補正できます。これにより、据え置き型のベクトルネットワークアナライザと同様、1回の接続で、すべてのSパラメータ(S11、S21、S22、S12)を正確に測定できます。

■ 高速測定
MS202xBシリーズは、1測定ポイントあたり750マイクロ秒で測定できます。

■ 豊富なオプション
MS202xBシリーズは、信号の時間的な変化を測定できるタイムドメイン機能(オプション2)、基準信号と測定信号の位相差や電力差によりケーブルの位相、損失を簡単に測定できることに加え、複数のケーブル間の位相や損失の相関性も測定できるベクトルボルトメータ機能(オプション15)など豊富なオプションを用意しています。


[対象市場・用途]

対象市場

通信/放送システム建設保守事業者、RF/マイクロ波コンポーネントメーカー

用途

各種RF/マイクロ波コンポーネントの特性評価


[ ※用語解説 ]

[※1] Sパラメータ(Scattering Parameter:分散特性)
2端子の被測定物の伝送/反射特性を表す。

[※2] フル2ポート校正機能
入力と出力を一つずつ有する2端子デバイスの測定において、基準となる校正データを計測器本体に記憶させ、測定時に誤差要因を補正する機能。本機能を用いることで、計測器側に起因する誤差要因を取り除いた測定データを得ることができ、被測定物の特性を正確に評価できる。

[※3] デュプレクサ
基地局の送受信アンテナに取り付けられる電力分配器の一つ。

[※4] アイソレータ
磁性体を用いた2端子デバイス。方向性があり、一方向に対してのみ信号を伝送できる。

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