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Wi-SUN、ECHONET Lite対応測定ソリューションの販売を開始

2013/11/01

次世代エネルギー管理システムの実現に貢献

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アンリツ株式会社
アンリツエンジニアリング株式会社

 

アンリツ株式会社(社長 橋本 裕一)は、スマートメーター[※1]の国際標準規格であるWi-SUN[※2]規格、HEMS[※3]の国際通信手順規格であるECHONET Lite[※4]に対応した測定ソリューションの販売を、11月1日から開始いたします。

今回開発した測定ソリューションは、「Wi-SUN PHY自動測定ソフトウェア MX705010A」/「Wi-SUNプロトコルモニタ MX705110A」と「ECHONET Lite 認定支援シナリオパッケージ」です。

MX705010A/MX705110Aは、アンリツが独立行政法人情報通信研究機構と共同開発したWi-SUN対応の測定ソフトウェアです。

MX705010A/MX705110AをインストールしたPCとMS269xAシリーズもしくはMS2830Aを使用することにより、Wi-SUN規格で要求されている無線通信モジュールの送信特性・受信特性評価、異なるメーカーのWi-SUN規格対応無線通信モジュール間での通信トラブルの原因解析が行えます。

ECHONET Lite 認定支援シナリオパッケージは、アンリツエンジニアリングが販売しているネットワークエミュレータMX702910Aのオプションシナリオです。本シナリオパッケージをMX702910Aへインストールすることにより、HEMS機器のネットワーク試験環境が1台のPCで可能。HEMS機器のECHONET Lite規格適合性に関する自己認証試験から申請書作成までを効率よく行えます。

なお、今回開発したWi-SUN測定ソフトウェアとECHONET Lite 認定支援シナリオパッケージは、計測展2013 TOKYO(11月6日-11月8日、東京ビッグサイト)に出展します。

 

[開発の背景]

東日本大震災を機に、日本の電力各社は効率的な電力管理システムの構築に注力しています。

電力管理システムは、スマートメーターとHEMS間で通信し、各住宅の電力を管理する仕組みになっており、2013年10月には、東京電力が、スマートメーターとHEMSの通信規格として、Wi-SUN、ECHONET Liteの採用を発表したことから、今後上記規格に対応した無線通信モジュールの開発・製造が活発化することが見込まれています。

アンリツは独立行政法人情報通信研究機構が主導して設立した「Wi-SUNアライアンス」に当初から参画し、Wi-SUN、ECHONET Liteに対応した試験規格の策定に加わっています。また、アンリツエンジニアリングはECHONET Liteの普及を推進しているECHONETコンソーシアムに加盟し、会員各社との情報交換を図っています。

今回、こうした取り組みを通じてWi-SUN対応無線通信モジュールの送信特性・受信特性評価と通信トラブル解析に対応した測定ソフトウェアとECHONET Lite機器の規格適合性に関する自己認証試験から申請書作成作業までを効率よく行えるシナリオパッケージを開発いたしました。

さらにアンリツは、情報通信研究機構とWi-SUN規格の無線通信モジュールの規格適合性および相互接続性試験用測定システムの共同開発を進めており、また、G3-PLC[※5]アライアンスにおいて試験規格策定に協力するなど、今後もスマートメーターに対応した測定ソリューションの拡充を図ってまいります。

 

[製品概要]

■Wi-SUN PHY自動測定ソフトウェアMX705010A

MX705010Aは、Wi-SUN規格の無線通信モジュールのPHYレイヤー[※6]における送信・受信特性を自動で測定できるPC用ソフトウェアです。ベクトル信号発生器搭載モデルのシグナルアナライザMS269xAシリーズまたはMS2830Aに、MX705010A をインストールしたPCを接続して使用します。

本測定システムを利用することにより、Wi-SUN規格に対応した無線通信モジュールの送信特性・受信特性評価が自動で行えます。

また、MX705010AはWi-SUN規格に関連するTELEC T245[※7]で要求されている試験項目に対応可能であり、無線通信モジュールが技術基準に適合しているかどうか検証することができます。

 

■Wi-SUNプロトコルモニタ MX705110A

MX705110Aは、Wi-SUN規格の無線通信モジュールのプロトコル[※8]を解析できるソフトウェアです。シグナルアナライザMS269xAシリーズもしくはMS2830Aで取り込んだ通信中の無線信号のデータを、MX705110AをインストールしたPCで解析できます。

本測定システムは、同一メーカーの無線通信モジュール間だけではなく、異なるメーカーの無線通信モジュール間のプロトコル解析が可能であり、通信トラブルの原因解析を効率よく行えます。

 

■ECHONET Lite 認定支援シナリオパッケージ

ECHONET Lite 認定支援シナリオパッケージは、アンリツエンジニアリングが販売しているネットワークエミュレータMX702910Aのオプションです。

ネットワークエミュレータをインストールしたPCで本シナリオパッケージを実行することにより、HEMS機器のECHONET Lite規格の適合性に関する自己認証試験からECHONETコンソーシアムへの申請書作成が自動で行えます。

 

[ ※用語説明]

[1] スマートメーター

通信機能を備えた電力メーター。

[2] Wi-SUN規格

Wi-SUNは、ワイヤレス スマート ユーティリティ ネットワーク(Wireless Smart Utility Network)の略称。Wi-SUN規格は、独立行政法人情報通信研究機構が主導し設立したWi-SUNアライアンスが策定したスマートメーターの国際標準規格。

[3] HEMS

HEMSは、ホーム・エネルギー・マネジメント・システム(Home Energy Management System)の略称。センサーやネットワーク技術を活用して、住宅のエネルギーを管理するシステム。

[4]  ECHONET Lite

ECHONET Liteは、主に家庭内の家電や情報機器をネットワークで結ぶための通信手順。家電機器の遠隔制御/モニタリング等に活用できるホームネットワークの基盤ソフトウェアおよびハードウェアの開発を進めているECHONETコンソーシアムが仕様を策定し国際標準化されている。

[5] G3-PLC

スマートメーターとHEMS、およびスマートメーターと電力会社の間をつなぐ電力線通信(PLC)の方式の1つで、G3-PLCアライアンスが仕様を策定し国際標準化されている。

[6]  PHYレイヤー

OSI参照モデルにおける物理層(レイヤー1)のこと。無線や有線ネットワークの、物理的な接続や伝送方式を定めたもの。

[7]  TELEC T245

財団法人テレコムエンジニアリングセンター(TELEC)が定めた無線設備の試験方法の一つ。「テレメータ用、テレコントロール用及びデータ伝送用特定小電力無線局に使用するための無線設備(920MHz帯)の特性試験方法」のこと。TELECは、電波法に基づいた無線設備の技術基準適合証明を行う機関である。

[8] プロトコル

通信手順のこと。

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