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狭帯域ディジタルとアナログ無線機の送受信特性評価ソリューション

top-main-image-02業務無線市場の動向と課題

消防無線など160 MHz帯のアナログ方式の使用期限は2016年5月31日、簡易無線など400 MHz帯は2022年11月30日で使用期限が終了し、アナログ方式からディジタル方式へ移行します。また新しいサービスの多くはディジタル方式が利用されていますが、列車無線や航空無線などアナログ方式の運用が継続されるサービスも少なくありません。
このように私たちの生活の中には、アナログ方式とディジタル方式の無線通信サービスが共存します。これらの無線機の送受信特性を評価するためにはディジタルとアナログの両方式に対応した評価設備が必要です。しかしこれまでアナログ方式で利用されていた評価設備では、一般的にディジタルの変調解析や信号出力はできません。逆にディジタル方式の評価設備では、アナログの試験に必要なオーディオアナライザ、低周波発振器(オーディオジェネレータ)、擬似音声発生器などの機能がないため別の評価設備が必要です。

 

アナログ方式とディジタル方式が共存する無線機器の評価に、シグナルアナライザ MS2830Aとアナログ信号発生器 MG3740Aをご紹介します。

シグナルアナライザ MS2830A、アナログ信号発生器 MG3740A:対応通信システム*1

  • ARIB STD-T61 狭帯域デジタル通信方式(SCPC、FDMA)<タクシー無線など>
  • ARIB STD-T79 都道府県・市町村デジタル移動通信システム<消防無線、防災無線など(移動系)>
  • ARIB STD-T80*2 都道府県・市町村デジタル移動通信システムTYPE2<航空無線など>
  • ARIB STD-T86 市町村デジタル同報通信システム<防災無線など(同報系)>
  • ARIB STD-T98 デジタル簡易無線局<テレメータ、車両管理など>
  • ARIB STD-T102 第1編、第2編狭帯域デジタル通信方式(SCPC、4値FSK方式)<タクシー無線など>
  • ARIB STD-T115 市町村デジタル同報通信システムTYPE2<防災無線など(同報系)>
  • ARIB STD-T116 市町村デジタル移動通信システム<消防無線、防災無線など(移動系)>
  • ARIB STD-B54 放送事業用4FSK連絡無線方式
  • 各種アナログ方式FM/AM/φM
    ⇒オーディオアナライザ、低周波発振器(オーディオジェネレータ)、擬似音声発生器を内蔵[MS2830A]
*1:この他、APCO-P25/NXDNなどでもご利用いただけます。
*2:EN300 394-1の測定を除きます。

 

 シグナルアナライザ MS2830A

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狭帯域ディジタルとアナログ方式の、送受信特性評価に必要な機能を1台に集約できるマルチユース無線機テスタ

新スプリアス(平成17年改訂)や隣接チャネル漏洩電力で求められる厳しい位相雑音性能を低価格で実現したスペクトラムアナライザをベースとし、変調精度(EVM)や原点オフセットを測定する変調解析機能、周波数カウンタ機能など送信特性評価で求められる機能を利用できます。オプションでベクトル信号発生器およびBER測定機能を内蔵することで、各種ディジタル方式の感度試験用希望波を出力し、無線機で復調したデータとクロックによるBER測定まで1台でおこなえます。
さらにシグナルアナライザ MS2830Aは、アナログの試験に必要なオーディオアナライザ、低周波発振器(オーディオジェネレータ)、擬似音声発生器を内蔵できます。S/N、ひずみ、SINADなどアナログの測定項目はもちろん、ベース機能のスペクトラムアナライザと組み合わせることで、隣接チャネル漏洩電力、占有周波数帯幅、スプリアスも評価できます。

[特長1]厳しい性能が求められる新スプリアスや隣接チャネル漏洩電力を測定可能
[特長2]ディジタル無線機の変調解析に。各種変調方式を1つのソフトウェアでサポート
[特長3]ディジタルだけでなくアナログ無線機の送受信特性評価にも利用可能
[特長4]ディジタル業務用無線機の送信特性評価を、より早く・確実・簡単に。自動測定ソフトウェア

詳細ページはこちら>>狭帯域ディジタルとアナログ無線機の送受信特性評価に。シグナルアナライザ MS2830A

 

シグナルアナライザ MS2830A:測定対象項目

【ディジタル方式】
送信特性評価:周波数偏差(無変調時)、スプリアス発射の強度、副次的に発射する電波等の強度、占有周波数帯幅、隣接チャネル漏洩電力、キャリアオフ時漏洩電力、変調精度(EVM、原点オフセット、FSKエラー)、周波数偏差(変調時)、周波数偏位、伝送速度の許容偏差
受信特性評価:受信感度試験(スタティック、BER)

【アナログ方式】
送信特性評価:マイク入力感度、最大周波数偏移、変調周波数特性、変調S/N、変調ひずみ
受信特性評価:AFレベル、受信感度(SINAD法、NQ法)、通過帯域幅、受信周波数、復調S/N、復調ひずみ

*:測定にはオプションが必要です。

測定対象項目の詳細はこちら>>狭帯域ディジタルとアナログ無線機の送受信特性評価に。シグナルアナライザ MS2830A

 

シグナルアナライザ MS2830A:帯域外スプリアス測定の一例

スプリアス測定の帯域外領域でもっとも厳しい許容値は、搬送波の平均電力より80 dB低い値が求められます。シグナルアナライザ MS2830Aにオプションの低位相雑音 MS2830A-066を組み合わせることでマージンをもって測定できます。

 帯域外スプリアス測定の一例

帯域外領域の測定画面例(meas*)
(クリックで拡大)

 

ベクトル変調解析ソフトウェア MX269017A測定画面例

シグナルアナライザ MS2830Aにベクトル変調解析ソフトウェア MX269017Aなどを組み合わせることで、各種ディジタル方式の変調解析をおこなえます。

 ARIB STD-T79変調信号、π/4DQPSK変調、周波数260 MHz
4象限の画面例
ベクトル変調解析ソフトウェア MX269017A測定画面例1
(クリックで拡大)
 ARIB STD-T98変調信号、4値FSK変調、周波数400 MHz
1象限の画面例:数値結果画面(拡大)
ベクトル変調解析ソフトウェア MX269017A測定画面例2
(クリックで拡大)

 

 

 アナログ信号発生器 MG3740A

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無変調信号(CW)、アナログ変調に加えて、狭帯域ディジタル変調にも対応。受信特性評価に必要な、希望波、妨害波、BER測定機能、フェージング信号出力を1台に集約できるマルチソース・マルチユース信号発生器

アナログ信号発生器 MG3740Aは、内部変調機能を標準で搭載しており内蔵AF発振器によってFM/AM/φM/パルス変調(PM)の信号を出力できます。オプションの追加アナログ変調入力 MG3740A-050/080によって外部からの変調が可能になるだけでなく、内部変調2系統(FM/AM/φM)と外部変調1系統で利用できます。
また、ディジタル変調 MG3740A-020およびTDMA IQproducer MX370102Aを追加するとπ/4DQPSK、QPSK、16QAM、4値FSKなど各種ディジタル変調の波形パターンを生成して信号出力できるベクトル信号発生器に拡張できます。さらにオプションを追加することで、BER測定機能、希望波と妨害波のマルチ信号出力、フェージング信号生成など受信特性評価に便利な機能を内蔵できます。
1台で消防無線/防災無線/タクシー無線/テレメータ(ARIB STD-T61/T79/T80/T86/T98/T102/T115/T116/B54)の受信特性評価に必要な機能をカバーし、設備投資と作業負担を軽減します。

[特長1]優れた位相雑音性能により、妨害波としても利用可能
[特長2]アナログ変調だけでなく各種ディジタル変調の信号出力可能
[特長3]受信特性評価で求められるBER測定機能を内蔵可能
[特長4]高価なハードウェア不要。ソフトウェア(MX370107A)追加でARIB STD-T61/T79/T98/T102/B54のフェージング信号を出力

詳細ページはこちら>>狭帯域ディジタルとアナログ無線機の受信特性評価に。アナログ信号発生器 MG3740A

 

アナログ信号発生器 MG3740A:測定対象項目

【ディジタル方式】
受信感度(スタティック、BER)、受信感度(フェージング、BER)、スプリアスレスポンス(BER)、隣接チャネル選択度(BER)、相互変調特性(BER)

【アナログ方式】
周波数変調(FM)、振幅変調(AM)、位相変調(φM)、パルス変調(PM)

 

受信特性評価の評価設備構成イメージ

受信特性評価の評価設備構成イメージ

 

 

 各種ディジタル無線通信設備の送受信特性評価方法

4値FSK/QPSK変調を用いる無線通信設備の送受信特性の評価方法を詳しくまとめた資料をご用意しています。

 

 スペクトラムアナライザ/シグナルアナライザ MS2830Aについてさらに詳しく

   製品詳細ページを見る

 

 アナログ信号発生器 MG3740Aについてさらに詳しく

   製品詳細ページを見る

 

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