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新電波法対応、狭帯域無線スプリアス測定可能なスペクトラムアナライザ

業務無線市場の動向と課題

新電波法の改定はご存知ですか?

総務省では、平成17年12月1日に無線設備規則(昭和25年電波監理委員会規則第18号)を改正しました。そのため、無線設備のスプリアス発射の強度の測定方法が変わりました。

特にF3E(アナログFM方式)をはじめとする狭帯域通信方式(デジタル含む)の無線機器において、従来の測定設備の性能では技術基準適合証明(技適)や登録点検等に使用できない可能性があります。

※詳しくは総務省Webページをご覧ください。<総務省リンク>

平成17年12月 電波法 無線設備のスプリアス発射強度の許容値の改正
平成17年12月 経過措置期間
平成19年11月
平成19年12月 新スプリアス規定の全面適用
注) 平成19年11月30日までに製造された無線機器については、平成29年11月30日まで旧規則に基づく免許等若しくは予備免許又は無線設備の工事設計の変更を行うことが可能です。
平成19年12月以降は、旧規則に基づく技術基準適合証明等を取得すること、および旧規則で型式検定を受けることはできません。

新電波法スプリアス測定の概要

f3e-summary-newlaw

 

これまで使用していたスペクトラムアナライザで測定できますか?

スペクトラムアナライザ選定上の注意点

表1、表2は新電波法に準じたスプリアス測定を行う上で必要なスペクトラムアナライザの性能の目安です。
ご使用のスペクトラムアナライザが性能を満足しているか、ご確認下さい。

表1.スペクトラムアナライザの性能
規格(スペック)
周波数範囲 表2参照
分解能帯域幅(RBW) 10 Hz~1 MHz
ビデオ帯域幅(VBW) 10 Hz~1 MHz
SSB位相雑音(単側波帯雑音) -100 dBc/Hz、1 kHzオフセット

 

表2.無線機の搬送波周波数ごとのスプリアス測定周波数範囲
搬送波周波数範囲 測定周波数範囲
下限 上限
9 kHz~100 MHz 9 kHz 1 GHz
100 MHz~300 MHz 9 kHz 第10次高周波
300 MHz~600 MHz 30 MHz 3 GHz
600 MHz~5.2 GHz 30 MHz 第5次高周波

 

新電波法に対応したスペクトラムアナライザのご紹介

お使いのスペアナ、新電波法への対応はお済みですか?

新電波法に対応し、かつ低価格で卓越した性能と操作性を備えたスペクトラムアナライザをご紹介します。

 

スペクトラムマスタ MS2720T-0709
  • 周波数範囲:9 kHz~9 GHz
  • 単側波帯雑音:
        -111 dBc/Hz typ*2(300 MHz、1 kHzオフセット)
        -114 dBc/Hz typ*2(300 MHz、10 kHzオフセット)
        -117 dBc/Hz typ*2(300 MHz、100 kHzオフセット)

 

スペクトラムアナライザ/シグナルアナライザ MS2830A-040/041/043
  • 周波数範囲:9 kHz~3.6/6/13.5 GHz(Opt.040/041/043)
  • 単側波帯雑音:
        -109 dBc/Hz meas*1(500 MHz、1 kHzオフセット)*3
        -118 dBc/Hz meas*1(500 MHz、10 kHzオフセット)*3
        -133 dBc/Hz meas*1(500 MHz、100 kHzオフセット)*3
スペクトラムアナライザ/シグナルアナライザ MS2830A

 

スペクトラムアナライザ/シグナルアナライザ MS2840A-040/041/044/046
  • 周波数範囲:9 kHz~3.6/6/26.5/44.5 GHz(Opt.040/041/044/046)
  • 単側波帯雑音:
        -120 dBc/Hz meas*1(400 MHz、1 kHzオフセット)
        -127 dBc/Hz meas*1(400 MHz、10 kHzオフセット)
        -128 dBc/Hz meas*1(400 MHz、100 kHzオフセット)
        -120 dBc/Hz meas*1(6 GHz、10 kHzオフセット)
        -116 dBc/Hz meas*1(20 GHz、10 kHzオフセット、MS2840-044/046)
MS2840A-040/041、MS2840A-044/046

*1:meas(Measured):無作為に選定された測定器で実測した参考データであり、規格値として保証するものではありません。
*2:typ(Typical):参考データであり、規格値として保証するものではありません。
*3:低位相雑音オプション MS2830A-066が必要です。

 

表3は、MS2720T/MS2830A/MS2840Aの主な測定アプリケーションの対応表です。詳細な機能/性能について、それぞれのカタログ・製品紹介資料などご覧ください。

表3.MS2720T/MS2830A/MS2840A 測定アプリケーション対応表
測定アプリケーション ハンドヘルドタイプ ベンチトップタイプ
MT2720T-0709 MS2830A-040/041/043 MS2840A-040/041 MS2840A-044/046
送信特性評価機能 新スプリアスを含むスペクトラム解析 *5
ベクトル変調解析(EVM、FSKエラー、原点オフセット) *5 *6 *6
AM/FM/PM解析機能 *4 *5 *6 *6
AM/FM復調機能(音声モニタ)
オーディオアナライザ、オーディオジェネレータ *5
その他 信号発生器(アナログ、デジタル) *5 *6
雑音指数(Noise Figure)測定機能 *5 *6 *6
バッテリ駆動
トラッキングジェネレータ

*4:AM/FM/PM解析機能 MS2720T-0509が必要です。
*5:それぞれの測定アプリケーションに対応したオプションが必要です。<MS2830Aの詳細はこちら>
*6:それぞれの測定アプリケーションに対応したオプションが必要です。<MS2840Aの詳細はこちら>

【主な用途など】
MS2720T-0709(周波数範囲:9 kHz~9 GHz)
フィールド保守用途(可搬)。新スプリアスを含む電波法の試験に対応。リチウムイオンバッテリを含めフル装備で約3.8 kgと軽量で、様々な場所への持ち運びが容易。

MS2830A-040/041/043(周波数範囲:9 kHz~3.6/6/13.5 GHz)
狭帯域無線機の開発/製造/保守用途(据置)。新スプリアスを含む電波法やベクトル変調解析に対応。オーディオアナライザ/ジェネレータを内蔵することで、アナログ無線機の評価にも利用可能。さらに、MS2830A-040/041にベクトル信号発生器を内蔵することで、デジタル無線機の受信感度試験にも利用可能。

MS2840A-040/041(周波数範囲:9 kHz~3.6/6 GHz)
卓越した位相雑音性能を持つ基地局/無線局やリピータの開発用途。狭帯域無線機の開発/製造/保守用途(据置)。新スプリアスを含む電波法やベクトル変調解析に対応。ベクトル信号発生器を内蔵することで、デジタル無線機の受信感度試験にも利用可能。

MS2840A-044/046(周波数範囲:9 kHz~26.5/44.5 GHz)
卓越した位相雑音性能を持つ基地局/無線局やリピータの開発用途。VHF/UHF帯の狭帯域無線機からマイクロ波帯の無線機まで、近傍スプリアス試験を含む保守用途。

 

新旧スペクトラムアナライザによる波形比較

高純度の信号発生器から無変調信号を出力し、スペクトラムアナライザで帯域外領域を測定した画面です。

wave-01

注1:一例として、F3E/150 MHz帯/1 W超のスプリアス発射強度の許容値。

 

狭帯域通信方式を含む無線設備規則に幅広く対応

MS2720T/MS2830A/MS2840Aは、平成17年12月に改正されたスプリアス発射強度の測定に利用できるスペクトラムアナライザです。表4は、無線設備規則別表第3号で規定されている対象無線設備の周波数帯域とスプリアス発射/不要発射許容値の概要を示します。

表4.帯域外領域におけるスプリアス発射の強度の許容値およびスプリアス領域における不要発射の強度の許容値(抜粋)
※詳細は、総務省の電波利用ホームページの「無線設備規則別表第3号」でご確認ください。
対象無線設備 1 W超え、50 W以下 1 W以下
スプリアス発射 不要発射 スプリアス発射 不要発射
30 MHz~54 MHz 1 mW、かつ-60 dBc -60 dBc 100 µw 50 µw
54 MHz~70 MHz 1 mW、かつ-80 dBc注2 -60 dBc 100 µw 50 µw
70 MHz~142 MHz 1 mW、かつ-60 dBc -60 dBc 100 µw 50 µw
142 MHz~144 MHz 1 mW、かつ-80 dBc注2 -60 dBc 100 µw 50 µw
144 MHz~146 MHz 1 mW、かつ-60 dBc -60 dBc 100 µw 50 µw
146 MHz~162.0375 MHz 1 mW、かつ-80 dBc注2 -60 dBc 100 µw 50 µw
162.0375 MHz~335.4 MHz 1 mW、かつ-60 dBc -60 dBc 100 µw 50 µw
335.4 MHz~470 MHz 25 W超え 1 mW、かつ-70 dBc -70 dBc注2、注3
25 W以下 2.5 µw 2.5 µw 25 µw 25 µw
470 MHz~960 MHz 25 W超え 20 mW、かつ-60 dBc -60 dBc
25 W以下 25 µw 25 µw 100 µw 50 µw
960 MHz超え 10 W超え 100 mW、かつ-50 dBc 50 µw、または-70 dBc
10 W以下 100 µw 50 µw 100 µw 50 µw
注2:green2は、特に厳しく要求される技術基準です。
注3:blueMS2720T-0709は、400 MHz帯 25 Wを超える無線設備には対応できません。

 

 新電波法対応、狭帯域無線のスプリアス測定可能なスペクトラムアナライザについてさらに詳しく
   資料を請求する テクニカルノート「狭帯域化・ディジタル化に伴う無線機器の測定に対応するスペクトラムアナライザ」(PDF)

 

 スペクトラムマスタ MS2720Tについてさらに詳しく
   製品詳細ページを見る
   製品カタログを見る(PDFをダウンロード)
   データシートを見る(英文。PDFをダウンロード)

 

 シグナルアナライザ MS2830Aについてさらに詳しく
   製品詳細ページを見る
   製品カタログを見る(PDFをダウンロード)
   製品紹介を見る(PDFをダウンロード)

 

 シグナルアナライザ MS2840Aについてさらに詳しく
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   製品カタログを見る(PDFをダウンロード)
   製品紹介を見る(PDFをダウンロード)
   データシートを見る(PDFをダウンロード)

 

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