LTE(Long Term Evolution)は、下り100Mbps、上り50Mbpsと現行の第3世代移動無線通信サービスの5倍から10倍となるデータ通信を可能とする高速移動無線通信サービスです。世界各国の通信事業者がLTEの導入を計画しており、日本、アメリカ、ヨーロッパなどの先進的な通信事業者では、2010年中のサービス開始を予定しています。
商用LTE端末を開発するにあたっては、PTCRBや
GCF[※3]が認証したテストシステムを用いて
RFコンフォーマンス試験[※4]、
プロトコルコンフォーマンス試験[※5]を行い、端末の品質基準がLTE規格に合致していることを客観的に証明することが必要とされています。
アンリツは、LTEに対応したRFコンフォーマンスシステムME7873L、プロトコルコンフォーマンステストシステムME7832Lを提供しており、すでにGCF認証を取得しています。
さらに、北米で使用される周波数帯(Band4,13,17など)への対応を図り、PTCRBからも、ME7873Lで30件、ME7832Lで20件のテストケースで認証を取得いたしました。
今回取得した上記テストケースの認証件数はいずれも業界最多となります。アンリツは今後もPTCRB認証テストケースの拡充を図り、北米向けLTE端末の早期認証試験開始に貢献いたします。
アンリツ株式会社 マーケティング本部 プロジェクトチーム4 部長 大橋 健二
アンリツはコンフォーマンステストシステムのリーディングカンパニーとして、第3世代携帯電話サービスのグローバル化の一翼を担ってまいりました。この実績が基盤となり、3GPPにおけるLTEコンフォーマンステスト規格策定グループの副議長を務めています。コンフォーマンステストは、商用端末の開発の必須プロセスであり、高い信頼性が要求されます。ME7873L、ME7832Lは、規格づくりで培った測定技術、ノウハウを基盤に開発しており、LTEの早期商用化、品質向上に貢献できると確信しています。 |